バイオフレア燃焼実験

サウナストーブでのバイオフレア燃焼実験

目的:サウナでの使用を想定したバイオフレアの燃焼時間を算出する(概算)

使用ストーブ:Harvia Legend 240
条件: 小屋型のサウナ、室温100℃
ストーブ吸気口を解放した状態での燃焼 (ほぼフル稼働と考えていい)

結果

0分 太薪とバイオフレアを同時投入 過吸気状態での燃焼実験を開始
10-15分 炎あげて燃焼、薪よりも激しい炎をあげる印象。太薪2本目を追加
30分 最初に投入した太薪はほぼ燃え尽きる。ガンガン炎をあげて燃えます。
40分 太薪3本目を投入。バイオフレアの上に太薪2本が載っても形は崩れない。炎の上がり方はやや穏やかも、まだまだ燃焼している。
1時間 炎は上がらなくなってきたが、火種としてはまだまだ有効。
1時間12分 火種としてはまだ残存。薪バサミで叩いても十分な硬さはある状態。
最終的には1時間30分程度で完全に燃え尽きた。

考察

intent stoveは今回使用したHarvia legend 240ほどの吸気能力がない(煙突径、ストーブ性能等から推察)ため、より長時間の燃焼が可能だと思います。 バイオフレアは吸気を絞った暖房設備としての薪ストーブでは4時間程度の燃焼が期待できるが、サウナ利用を想定したフル吸気状態では1時間半程度の燃焼時間でした。

薪と比較して、火力、持久力ともに優れている印象で、2-3時間のサウナをバイオフレア4-5本程度(6kg)で維持できる印象です。
焚き付けには火力が必要なため、焚き付け用の小薪を最初に使い、バイオフレアに火入れする形が理想的と考えます。

各燃焼中の写真は以下を参照してください。
https://www.instagram.com/p/CPhzHdoDT77/?utm_source=ig_web_copy_link