サウナドリンクICEBOXSODA

2年前からmadsaunist YsKがずっと訴え続けているサウナ”中”に最適なサウナドリンクICEBOXSODA。レーベルメイトのUK、YASも気に入っていてmadsaunistメンバーでテントサウナをするときはだいたいこの飲み物を飲んでいます。

ICEBOXに炭酸水を入れるだけのシンプルな飲み物ですが、これがサウナ中には最適なので、改めて医学的に解説をします。(オロナミンCやデカビタなどの飲み物を混ぜる人もいますが、炭酸水が医学的には最適。)まずは利点をまとめます。

ICEBOXSODAの利点まとめ

①低浸透圧飲料であり、脱水時の補水には最適な飲料である。

②糖分も抑えられており、胃の滞留時間が短くたくさん飲んでも満腹感を感じにくい。

③加糖をせず、炭酸を加えることで爽快感が更に追加される。(加糖は浸透圧が変わるためNG)

④炭酸水を氷で冷やしながら飲めて、徐々に溶けながら、ミネラル分も補給できる。

では上記について一つずつ解説していきます。
①ICEBOXの最大の特徴は【低浸透圧飲料を凍らせた氷】であることです。低浸透圧飲料(ハイポトニック飲料)とは人間の血液の浸透圧(血漿浸透圧)より低い浸透圧に調節された飲料を指します。浸透圧を決めるものは糖分、ミネラル分が主体で主にNa濃度に依存します。サウナ中や運動中は脱水傾向となりますが、まず失われるのは水、その後脱水が進行するにつれてミネラル分も喪失していきます。脱水で水が失われた状態だと、血液の浸透圧は上がる傾向(濃縮される)にあり、その際には水に近い低浸透圧飲料の方が吸収が良くなります。(希釈しやすい)

②糖分が高い飲み物は胃の滞留時間が長くなり、お腹がタプタプになります。サウナ中は常に脱水が進行していくため、胃の滞留時間が長いと水分摂取はしているのに、実際に吸収されるのは遅くなっている場合があり、糖分の高い飲み物は脱水の時には避けた方がよいです。(水分摂取している気にはなっているが、実際には体に吸収されず胃に溜まっているだけの’隠れ脱水’になっているケースがあります。)逆に糖分を抑えた低浸透圧飲料は胃もタプタプになりにくく、たくさん飲んでも満腹感を感じにくいです。ICEBOXは胃の滞留時間も短く、かつ吸収もよく、程よくミネラルも摂取できる飲料なのです。

③④ICEBOXをそのまま食べるのも効果的ですが、より水分を摂取した方がいい状態で、かつ、氷は濃度の濃いところから溶けていきます。よって薄めながら飲むのがちょうどいいのです。また、サウナは熱いので飲み物もすぐ温まりやすく、凍ったICEBOXで炭酸を冷やしながら飲めるICEBOXSODAは最高のサウナドリンクです。爽快感を追加する目的で炭酸水を選んでいますが、炭酸が強いと逆に炭酸ガスでお腹がはって(実際にはCO2はすぐに吸収されるが、体感としては腹満感を感じる。ゲップをたくさんすればOKだが……)たくさん飲めないので、微炭酸水がおすすめです。

セット間の水分補給をあえてせず、サウナ室に持ち込んで炭酸水をシェアしながら飲むと、全身に染み渡る体感を感じれ、クセになること間違いなし。これはもはやサウナの新しい体験といっても過言ではありません。

YsKはアウトドアでこれを楽しみたいがために、ポータブル電源とポータブル冷凍庫を購入したほど。更に炭酸メーカーを持参して、好みの濃さの炭酸水を作って楽しんでいます。

ICEBOX1つでだいたい3-4杯のICEBOXSODAを飲めます。また、飲み物を作るためにグラスを持参する必要もなく、そのままICEBOXに炭酸を注ぐだけ。ゴミも重ねて持ち帰れて最高です。ぜひ楽しんでみてください。(公衆浴場など飲食を禁じられている場所ではルールを守って楽しみましょう)